わたしたちの暮らしに必要な「物」は、地球から取れる石油や鉄鉱石、木などの資源から作られてます。
こうして作られた「物」が、次々とごみとして捨てられることは、
大切な資源を無駄遣いしていることになります。
そこで那珂川市では、ごみを減らすとともに資源を有効に利用する社会を作るために、エコピア・なかがわを建設しました。
この施設では、燃えないごみや資源ごみを集め、選別処理を行って資源の回収とごみの減量を進めます。
また、みなさんと一緒にごみ問題を考えて行くための体験や学習ができる設備も設けています。
ごみの減量やリサイクルのあり方など、様々な問題をともに考え、環境にやさしいまちをつくりましょう。
エコピア・なかがわでは、運び込まれたごみを、もう一度資源として利用しやすいよう、
種類ごとに分け、運びやすいかたちにしています。
紙やアルミ、プラスチックなどは、あたらしい製品をつくるための原料として工場へ送られます。
また、紙パック・その他紙類・白色トレイ・古紙・古布・蛍光管・乾電池・不燃ごみは種類ごとにまとめて保管します。
自転車など、修理すればもう一度使えるものは、集めて再生工房で修理します。
かん・びん類とペットボトル・その他プラスチック類は別々に処理します。袋からかん類・びん類を取り出し、受入ホッパの上ぶたにある小さな穴から落とします。
磁石の力でスチール缶、電気の力でアルミ缶をそれぞれ選び出します。
びん類手選別コンベヤでびんを色別に分別し、プラスチック類手選別コンベヤでプラスチック類を分別します。
スチール缶・アルミ缶を運びやすいかたちに圧縮します。
プラスチック類を運びやすいかたちに圧縮します。
ここでストックします。
施設名 | エコピア・なかがわ |
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所在地 | 福岡県那珂川市大字安徳61番地18 |
全体の広さ | 約6000㎡ |
建物構造 | リサイクルプラザ練、ストックヤード練 |
建物の広さ | リサイクルプラザ練:約2,900㎡ ストックヤード練:約670㎡ |
処理できるごみの量 | 1日に16トン |
運びこまれるごみの種類 | びん類、かん類、ペットボトル類、容器包装プラスチック類、不燃ごみ、粗大ごみ、紙パック(飲料用紙製容器)、その他紙類(紙製容器包装)、白色トレイ、ダンボール、古紙、古布、蛍光管、乾電池、小型家電 |
設立 | 平成17年10月 |